人生は長距離レース
卓上カレンダーを8月に差し替えました♪
櫻井幸雄さん「出番のないベンチ」シリーズの
8月タイトルは“気になる後ろ”
のんびりとした世界です。
この夏の高校野球地方大会。
保護者として初めて応援席から観戦し、
あらためて感じたことがありました。
ベンチに入れなかった選手も、
ベンチに入っていて出場機会のなかった選手も
全員が一緒になって戦っているんだ、ということ。
2回戦で戦った相手・崇徳は部員数102名
3回戦で戦い、その後甲子園行きを決めた広島工業は155名
また、優勝を予想されながら早々に敗退した広陵は118名。
そして勉強と両立してきたわが国泰寺は87名。
誰もが、厳しいレギュラー争いを承知のうえ
その高校で野球をやることに意味を感じて
がんばってきたはず。。。
最後の夏を完全燃焼できたかどうか、
その思いは1人1人違うかもしれないけれど
目標に向かって努力した彼らは、
きっと野球以外でも才能を伸ばし、成功を収めることでしょう。
櫻井さんが「出番のないベンチ」の
作品へ込めた思い。
どんな分野でも、賞賛を受ける人の数はほんのわずかで、
引き立て役の人達の方が圧倒的に多い。
トップに立つ人は、見えないところでスゴイ努力をしているのだろうけれど、
引き立て役が居なければ存在しない。
ベンチ組が、ベンチでの悔しさや、
つまらなさを糧に、いつか何かの分野で出番の来ることを強く念じています