天国でも楽しく

2012年の元旦は、
結婚して初めて大阪で迎えました。
長男が受験生のため
晦日の晩まで、塾の集中特訓があったからです。

そこで、元日は家族そろって
大阪天満宮へ合格祈願の初詣。
参拝客が天神橋筋商店街から大行列を作っており
ものすごい人出でした。

蛇のようにうねうねした列をちびちびと前進しながら、
ようやく私たちのお参りの番に。。。
念のため、子どもたちに
「何をお願いするか、わかってるよね?」
と聞くと、みんな「ウン!」と威勢よく返事。

私としては、震災で不自由な暮らしをされている方のために、
とか、世界の平和、家族の健康を願ってとか…
そんなことを漠然と思っていたのです。
すると娘は、
「あたしは
“ひいばあちゃんが、天国でも笑って楽しく暮らせますように”
ってお祈りするねん!」

2011年の大晦日・・・つまり、前日に亡くなったばかりの
私の祖母のことを思いやっての言葉でした。

私自身、思いもよらない言葉が返ってきたのでびっくり。
でも、いつも人の身になって考えることのできる娘にしてみれば
自然とあふれ出た思いだったのでしょう。
屈託のない笑顔を
もう一度、おばあちゃんに見せてあげたかったなぁ。。。